ヘナをするなら先ず正しく知ること
なんとなく良さそうとか
多少ヘナのことを知ってても
正しく理解してる人は少ない
ヘナとは
ヘナとは植物で染める事=ヘナではない
あくまでヘナとは特定の植物の名前
ヘナとはヘンナという植物のこと
その葉っぱを粉末状にしたものを使い染める
だから厳密に言うとそれだけを指す
そして純粋なヘナは
白髪がオレンジ色になる
植物の為、黒髪部分は明るくならない
染めてある部分に関しては色は入るけど
ヘナ自体には明るくする力はない!
ヘナの種類について
じゃあ何故ヘナをして色んな色があったり
認識の違いがいろいろあるのか
それは色んなヘナが販売されてるから
ヘナの特徴は脱色効果(髪を明るくする力)がなく
白髪がオレンジ色に染まる
だけど人によってはそれはちょっと...
そんな場合の為にオレンジ味を抑える事ができる
その時に使うのがうちのお店ではインディゴ!
ジーンズでもお馴染みのインディゴ
いわゆる藍色ね
そのインディゴを使う事で
オレンジ味を抑えて明るいブラウンからダークブラウンまで
ある程度調節する事が出来る
ちなみにインディゴはナンバイアイという植物
どちらも植物
インディゴの量が多くなるほど
暗くなるけど染まりも薄くなる
コンスタントに続ける事で
色が抜け切るまでに染める事で
色が重なり濃く染まる
そしてよりしっかり染めるなら
やっぱり二度染め!
ヘナで染めてからインディゴでもう一度染める
そうする事でしっかり綺麗に染まる
特に黒っぽく染めたい方はこの方法でないと染まらない
一回で黒く染めてたとか20分ぐらいで染めてた
そんな人もヘナをしてた人からよく聞く
だけど残念ながらそれはまともなヘナではない
何故ならヘナは植物の為
カラーと違い染まるのに時間が掛かる
短時間で染めるのは無理だし
一回で黒くもならない
さっきも言ったようにインディゴを混ぜる事で
暗くする事は出来るけど色味は薄くなる
二度染めしないと絶対黒くはならない!
早く染めたり色や明るさを選べたり黒く出来る
言わばヘナのデメリットとされるような事が
簡単に出来るヘナは間違いなく染料などが入ってる
そもそもヘナ本来の目的はそこじゃない
それを知らずに理解せずやってる人が多い
残念ながら知らずにやってる美容師もいるのが現実
だけど今は情報社会!
調べればいくらでも出てくるし分かるし
だからヘナをするならその努力は必要
ヘナとカラーは全く別もの
正直混ざっててもアレルギーの人でなければ
大きな問題にはならないし気づかない!
だけどヘナをやってる意味はまったくない!
カラーとヘナは全く別もの
なのにヘナをカラーと同じように考え
染まらないとか時間が掛かると思う人がいる
当たり前だよね?
だって植物なんだから
だから負担がなく染めれるから
選んだわけでしょ?!
カラーは薬剤だから希望に近い状態に
薬の調合で近づける事はできる
だけどヘナは植物!
あなた自身がヘナに合わせていかないとダメ!
極端な話、同じように染めても
人によって髪質によって染まりは違うし
前回染めた時と違う事だってある
だって植物だからね!
そして染めてから2~3日かけて
色味はしっかり発色していく
カラーの場合は染めた直後が
100%仕上がって綺麗な状態
だけどヘナはインディゴを混ぜた場合
染め上がりは黄緑~青緑になる
それが2~3にかけて発色しブラウンになる
それが本物のヘナ
混ざってるモノが多いほど染料などが
入ってるほど一回でよく染まる
だけどそれはもはやヘナでも何でもない!
それならカラーしてる方がマシ!!
正しく知ってやらないと
そんななんちゃってヘナをしてる人も
来られるゲストの中には多い...
どうせやるならちゃんと知って
正しく本質を理解してやった方が良い
ヘナはメリットもあるけど
デメリットも多い!
・明るく出来ない(化学染料が入ってないから)
・色味を細かく選べない(明るいブラウンとかダークブラウンぐらいは選べる)
・時間が掛かる(植物で薬剤が入ってない為)
・染まりが悪い(普通に染まるけど髪質や染める頻度でそう感じる人もいる)
だけどヘナの場合は植物の為ダメージは無い!
だから安心して長く続けられる(まともなヘナの場合)
ただヘナが良くてカラーがダメとかではない!
自分自身が何を求め望むか!
ただそれだけのこと
ヘナもカラーもただの手段の一つ
もしヘナを選ぶなら続けないと
ヘナの良さは一回では感じられない
一回やっていまいちだからってのも分かるけど
一回で結果が出るモノではそもそもない!
ヘナをするなら正しく知ってまともなヘナをする
そうすれば髪の毛も綺麗になるしハリコシも出てくる
ヘナは植物と言う事を本当の意味で理解する事